◆ウーバーについて
日本ではウーバーのサービスは規制対象のため、通常のタクシーと同じシステムでしか利用できませんが、
ここでは本来のウーバーが利用できます。
まずは、アプリをダウンロードし、支払方法、電話番号等を登録します。
これだけで使用できるわけですが、使用する際は、おおよそ下記の手順です。
1.種類の選択(Uber X, Uber Black)
Blackが少し高く、より快適
2.乗車地・目的地の設定
3.料金見積りの確認
4.待ち時間の確認
5.乗車のリクエスト
6.乗車
7.到着
8.メールで電子レシート(請求料金)の受取り
9.ドライバーの評価査定
◆ウーバーに対する印象
個人的な印象は次の通りです。
・タクシーより安い場合が多い、特に、Uber Xはほぼ確実に安い
(ちなみに、タクシーも日本よりずっと安い、日本の半額以下のイメージ)
・数分で乗車地に到着、迎車にかかる時間はタクシーとさほど遜色ない
・タクシーより丁寧、親切
・どのルートを通るか客の確認をきちんと取る
・飴やペットボトルの水を無料で提供してくれる(ドライバーによる)
個人的には全てにおいて平均的なタクシーより、ずっと優れていると感じています。もちろんタクシードライバーの中には、経験豊富で道にも詳しく、非常に親切で、会話も楽しく、遠回りなどしないドライバーも多くいます。
しかし、裏を返せば、タクシーの中には、ひどいサービスのドライバーもいます。
例えば、乗車拒否したり(経験あり)、途中で降ろされたり(経験あり)、遠回りされたり、お釣りもきちんと準備できていなかったりと、非常にひどいタクシーもいます。
ウーバーの良さを知った人はウーバーを使うことを周りの人にも勧めます。それくらいサービスの良さに驚きを受けるからです。そうして、口コミで人気が上がっているのだと感じます。
◆タクシー業界の考え
個人の送迎サービス市場を今日まで成立させてきたのは正規のタクシー業界であり、ウーバーは海賊版であり、不正な存在だとのことだそうです。
確かに、これまで消費者にサービスを提供してきたことで形成された市場だ、という主張はもっともです。その点については同意できるけれど、、、という感じですね、個人的には。
◆最近の事件
1.ブラジルの主要都市でデモ
時々、デモ起きてます。特に、リオでのデモが大きく、数千人規模でタクシー運転手らがデモに集結しています。
(ウーバーのカルチャーは結構攻撃的で、デモで非難されれば、消費者に無料送迎のクーポンを配布するなどして、挑発的な応酬をします。結果的にウーバーのいいキャンペーンになってますね。)
参照記事
http://saopauloshimbun.com/archives/44018
2.タクシー運転手がウーバー車両を襲撃
今年の一月にサンパウロ市内で起きました。ホテルに迎車のためにやってきたウーバー車両を取り囲み、タクシー運転手達が車両を破壊し始めたのことです。
参照記事
http://megabrasil.jp/20160131_27756/
ウーバーのカルチャーがアグレッシブだと書きましたが、タクシー業界はアグレッシブというか、暴力的です。というのも、いくつかの会社はマフィアが運営しているからだと聞いたことがあります。(ブラジル人から口頭で聞いて、裏付けがないので、本当か分かりませんが、そう考えると、このような行動にも何となく納得がいきます。)
◆タクシー業界の対策
タクシー業界も何もしていないわけでなく、タクシー関連の法令制定に合わせて、マナー向上などに取り組んでいますが、短パン禁止とか、客との雑談は控えるとかいった内容が主みたいです。
◆私が思うこと
しかし、そんなことよりも、まずは乗車拒否のような、しょうもない低レベルな接客を徹底的になくすことです。
次に、送迎サービスに対して、さらにどのような付加価値をつけることが消費者に求められるのかを考え、新しいサービスを提供するべきなんではないのかなあと思います。
日本の規制についてよく知りませんが、日本の高いタクシー料金はまだまだ安泰そうですね!




