2015年12月21日月曜日

パウリスタ通り(Av.Paulista)

只今、サンパウロは夏です。夏は突然激しい雨が降り、小一時間ほどで雨があがります。
道路の排水機能が悪いのか、雨が降ると、道端は洪水です。

(日本のような側溝ではなく、すぐに水が溜まります。)

ということで、バッグに折り畳み傘を入れておくのが、日常です。
ただ、金目のものがあると思われたくないので、休日は手ぶらで歩くことがあり、傘がない時もあります。そんな時は建物の中で雨やどりです。


本題ですが、サンパウロで一番の繁華街はパウリスタ通り(Av. Paulista)です。
高層ビルが立ち並び、多くのオフィスやお店があります。朝も夜も多くの人で賑わっています。


(夜はバーに人が集まり、道端にまでテーブルが並び、多くの人が楽しんでいます。)

そして、日曜日の昼間はまた違った街となります。日曜日は歩行者天国です。朝9:00-夕方17:00まで車両進入禁止です。これは今年の8/30から行われるようになったそうです。

(ダンスや演奏、大道芸など、様々なパフォーマンスが行われています。)

また、自転車が少しずつ人気を集めており、多くの人がレジャーとして自転車を使っています。

(無料貸出の自転車もあり、自転車を持っていなくとも、大丈夫です。)

なお、先週末の日曜日は、大統領への反対デモが行われていました。今、政治は荒れに荒れ、とうとう大統領への弾劾プロセス(Impeachment)が始まり、めちゃくちゃです。
政治の不安定さが景気への悪影響となっています。
(デモのトラックが道に停められ、爆音の音楽とともに、主張が叫ばれています。)

ジウマ大統領の人形をみんなで叩いたりしてます。一方で、近くのバーでお酒を飲んでいる人もいて、なんだか、一部ではパーティーでもしているかのようにも見えます。


なお、この歩行者天国については、これまで車での来客があったレストランやお店、それに付随して駐車場の稼ぎどきですから、反発もあったようです。レストランやお店のお客さんは地下鉄(Metrô)で来れますが、特に、通り沿いの駐車場は完全に商売になりません。


ともあれ、ここに来れば、いろいろなものが見ることができ、用はなくとも、楽しめる街です。



2015年12月14日月曜日

アートが街を変える

学校の授業として、週に一回程度、先生、生徒達とサンパウロ市内のどこかに出かけることがあります。

例えば、ミュージアムだったり、時には、スイーツ屋だったりします。

今週は近所の"Vila Madalena"というエリアにある、"Beco do Batman"という通りを見に行きました。



まず、"Vila Madalena"ですが、サンパウロ市内の人気エリアの一つです。オシャレなアパレル店や家具店、レストランバー(bar-restaurante)が軒を並べています。夜に友人と出かけるには最高の場所です。
昔から、オシャレな場所であったわけでなく、少しずつ、アパレルなどが集まり出し、人気エリアになったようです。夜はお酒を飲むために、多くの人々が集まり、道に溢れんばかりの人だかりです。

(夜は店の中も外も、所狭しと人が集まっています。)

この"Vila Madalena"のはずれにあるのが、"Beco do Batman"という通りです。通り沿いの壁にはグラフィックアートが描かれています。
 
(このアートを見るために、カメラを持って訪れる人が多くいます。)

以前は、非常に暗く、非常に危険なエリアだったそうですが、グラフィックアーティストがアートで街のイメージを変えよう、という取り組みが始まり、有名な通りとなりました。
まだまだ薄暗い感じはありますが、少しずつ、人が集まり、新しい建物が建てられており、街が変わりつつあります。

ここブラジルでは、グラフィックアートは日本よりも有名です。もちろん、古典的なアートとはかなり乖離するので、あまり好きでない人もいますが、若い人には人気のようです。

パウリスタ通り(Av. Paulista)にあるビルには一面グラフィックアートが描かれています。
(これは、kobraというアーティストです。先に紹介したbeco_do_batmanにアートを描き始めた人でもあります。)

他に人気なのは、os_gemeosです。2人組のアーティストです。

(os_gemeosの絵です。絵で社会批判してます。)

グラフィックは社会風刺することが多いのも特徴です。
恐らくこの絵は、石油系の資源メジャーが南米を搾取している、とでも言いたいのでしょう。冠のところに、名だたる資源メジャーのロゴが描かれています。

(os_gemeosはルイヴィトンが、コラボしてストールを販売したこともあるようです。)

グラフィックアートの良し悪しは難しく、落書きと何が違うのかわからないものもありますが、生活に溶け込んだアートという魅力があり、ブラジルに合っているような気がします。